引退ブログ#13中川怜音


皆さんお疲れ様です。

 

プレイヤーよりもアイスホッケーに対して情熱的といっても過言ではないマネージャーの鈴木からバトンを引き継ぎました、背番号#13   ディフェンダー兼副将の中川怜音です。

 

自分は日本語の文章力がないので拙い文章になると思いますがご容赦願います。

 

自分は入学前からアイスホッケー部への入部をほぼ決めていたというかなりレアなケースでした。その理由は自分がアイスホッケー経験者(の端くれ)だったからです。小学校の低学年をアメリカで、高学年を日本でプレイしていました。諸事情により小学校卒業と同時にアイスホッケーを辞めましたが、ずっとアイスホッケーは大好きでしたし、大学生になってまた好きなスポーツを再開するチャンスができて非常にうれしかったです。

第一回目の新歓氷上、最後に氷に乗ってから6年ほど経っていたのでまともに滑れるか不安でしたが、意外と体が動きを覚えていたみたいで、多少の衰えもありつつでも割と普通にスケーティングはできました。そして、アイスホッケーというスポーツの面白さ、陸上では味わえないスピード感を久々に感じてやっぱりやるならアイスホッケーしかないと入部を決めました。

 

入部当初は帰国子女のアイスホッケー経験者ということで先輩、監督コーチ陣から期待を寄せられましたが、ふたを開けてみればスケーティングに能力値を全振りしたかのようなステータスを持った戦術理解が全くない選手でした。前年にとんでもない経験者が入部していたということもありかなりの期待外れになってしまったと思います…

一年生のころはトップチームとサブチームの練習の両方への参加と毎日のスケート練習とでかなり疲労していて上尾に向かうときの乗り換えで使う大宮駅のホームで倒れかけたことがあるほどでしたが、そういった疲労の中楽しくアイスホッケーを続けることができたのは同期がいたからだと思います。もちろん個性的で一緒にいて飽きないというのもありますが、やっぱり全員の成長を見るのが一番のモチベーションでした。

 

そして二年生になり、初めての後輩ができたとき自分は個人的に部の課題だと感じていた新入部員の育成にかなり力を入れました(少なくとも自分はそう思ってます)。と同時に前年とさほど変わらないメンバーの中でどうやって自分がレギュラーとして試合に出れるかも模索していました。秋のリーグ戦は3セット目としてメンバー登録はされていたもののフル出場はなく、所々での起用のみ。

三年生になり、経験者の後輩が入部し、一個下の後輩も成長してきて迎えた春の大会。後輩二人が1セット目で試合に出場、同期の飯室も2セット目で活躍する中、自分は前年と変わらず3セット目で時々使われるだけ。自分の実力の無さに悩みながら迎えた秋の大会では最初の2戦は1セット目で出場できたものの、その後は3セット目に戻り、ほとんど氷に乗らないまま三年目が終わってしまいました。

 

そしてついに自分たちの代が先頭に立った今年。やっと試合にフル出場できるという楽しみと、人数が減っても全力で戦いきるという決意をもって迎えた春でしたが、新型コロナウイルスによる大会の中止と練習の中止。モチベーションはガタ落ちしてしまい、部で決めていた毎週のランニングもこなさないまま夏に練習再開。秋大会の延期や中止の噂もあり、練習に対する意識はどんどん下がる一方。しかし、練習では監督に怒られ、同期にはランニングしろと怒られ、後輩からはプレイミスをするたびに怒られ、周りが本気でやってるのに自分が手を抜いてて本当に四年間の最後がこれでいいのかと考えるようになり、少しづつ改善をしていくことができました(まぁランニングはあまりできなかったですが)。そうして迎えた12月13日の最終戦では周りから四年間で最高のプレイだったと言ってもらえて本当にうれしかったです。

 

こうやって見ると三年間試合にまともに出れず、四年目はコロナで練習すらまともにできていない。こんなんで本当にアイスホッケー楽しかったのか?と思う人もいるかもしれません。もちろんスポーツの醍醐味は試合に出場して活躍することです。しかし、自分はそれ以上にチームメイトとそのスポーツを楽しむことが大事だと考えています。最初に、小学校卒業時に諸事情でアイスホッケーを辞めたと書きましたが、その理由はアイスホッケーを楽しくないと感じてしまったからです。日本のチームに所属していた時、チームメイトからは疎外され、勝ちにこだわるあまり出場メンバー以外はまともに練習すらできませんでした。そんな状況からアイスホッケーが嫌になり辞めました。

しかし、今はアイスホッケーが大好きな先輩後輩、同期に囲まれ、勝ちを目標にしつつもアイスホッケーを楽しめる環境でアイスホッケーができて本当によかったですし、自分の中でアイスホッケーに対して良い思い出で終われたことに学習院大学アイスホッケー部とこの四年間を支えてくれたすべての人に感謝しています。

四年間本当にありがとうございました!

#13中川 怜音